茨城県古河市東の一般歯科、矯正歯科、小児歯科、予防歯科、審美歯科、口腔外科、インプラント

マイクロエンド(神経治療・根管治療)

マイクロエンド(神経治療・根管治療)とは

「マイクロエンド」とは、肉眼では見えない小さい患部をマイクロスコープと呼ばれる顕微鏡を用いて拡大し、精確に観察しながら行う高度な根管治療を指します。
根管治療は、歯内の神経が存在していた空間(根管)を洗浄し、薬剤を充填する治療です。
根管の内部構造は非常に複雑で、歯ごとに異なる形をしているため、肉眼では細部まで把握することが難しいのです。このように歯ごとに異なる微細な形状を正確に診断し治療するには、マイクロエンドによる精密な歯科技術が求められます。

神経治療・根管治療が必要な病気について

「歯髄炎」・「歯髄壊死」

「歯髄炎」と「歯髄壊死」は、むし歯が進行するなどして外部の刺激が何度も歯の神経(歯髄)に伝えられた結果、歯髄に炎症が生じる状態です。これにより、ズキズキとした痛み(自発痛)や、噛む際に感じる痛み(咬合痛)が現れます。炎症が進行し歯髄が壊死してしまうと、一時的に痛みが消えるものの、治療を怠ると数ヶ月から数年で根尖性歯周炎に進行するリスクがあるとされています。

「根尖性歯周炎」・「歯根嚢胞」

「根尖性歯周炎」と「歯根嚢胞」は、歯髄炎や歯髄壊死が進行すると起こることがあります。また以前に根管治療を受けた歯でも、人工物との微細な隙間から細菌が侵入したり、根管の複雑な構造により内部を完璧に洗浄・消毒しきれなかった場合に感染が根の先端にまで広がり、徐々に膿が蓄積することで嚢胞が形成され、歯根周囲の骨を大きく損なうことがあります。このような状態を見過ごすと、最終的に歯を保存することが不可能になるため、早期発見と治療が極めて重要です。

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