茨城県古河市東の一般歯科、矯正歯科、小児歯科、予防歯科、審美歯科、口腔外科、インプラント

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2024.07.15

もしもの時に役立つ豆知識①


子供の歯を支えている骨(歯槽骨)は大人に比べると柔らかいため、物がぶつかったり転倒したりと強い衝撃が加わると歯が抜けてしまうことがあります。
このようなトラブルが起きた時はできるだけ早く歯科医院に行きましょう。
欠けた歯をくっつけたり、抜けてしまった歯をもう一度戻して保存できる可能性があります。

歯が抜けてしまった時に大切なのは、歯科医院に行くまで歯を乾燥させないことです。
なぜかというと、歯の根の部分にある歯根膜とよばれる組織は乾燥に非常に弱く、口の外での生存は30分位が限界とされています。
歯根膜が生きていれば歯を元の位置に戻すことによって、再び機能を回復する可能性があります。なので乾燥させずに早期受診することが非常に重要なのです。
乾燥させないようにするには歯牙保存液というものがあります。もし手元になければ牛乳に入れましょう。


この時歯の根っこの部分は触らないようにしましょう。
牛乳も手に入らないときは、保存できる時間は短くなりますが抜けた部分に歯を戻すことで保存することもできます。
またハンカチやティッシュなどにくるんで持っていくことはしないようにしましょう。
実際にこのような状態に遭遇した場合は落ち着いて行動し、かかりつけや近くの歯科医院にすぐ相談しましょう。

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